アロマテラピーとは、
アロマ(Aroma 芳香)とテラピー(Therapy 療法)を合わせた造語です。
製油の香りをかいだり、肌に塗ったりして体内に製油の成分を取り込み、人が本来持っている自己治癒力を高めることを目的とします。
そして、心や体の不調を和らげることができます。
興味深い出来事として、ハンガリー王妃が手足の痛みに対して、 “ローズマリー” を含んだ痛み止めを使用して
いたところ、症状が改善したのみならず、70歳を超えた王妃に隣国の王子が求婚したというエピソードがあります。
それからこの薬は“若返りの水”といわれるようになったそうです。
香りには大きくわけて7種類に分類することができます。
柑橘系 (気分を明るくする)、フローラル系 (様々な用途に使用)、
ハーブ系 (呼吸器系に作用するとともに気分を引き締める)、
樹木系 (ストレスの改善)、樹脂系 (皮膚の保湿)、
エキゾチック系 (催淫作用)、
スパイス系 (やる気を起こさせ体を暖かくする)
基本的にはその時の目的にて使用したり、ブレンドして、
さらにその人に合ったものを作成します。
しかし、ブレンドするには配合禁忌のものがあったり使用できないもの
もあります。 たとえば、妊娠中にはシナモン、ペパーミントなど、
生理中にはシナモン、クローブなど、高血圧やてんかんでは
ローズマリーなどです。
使用の際には専門家に相談することが大切です。
たとえば、
インフルエンザの流行時期では抵抗力を高め感染しにくくするアロマをブレンドし待合室で使用します。
また、ストレスに対するヨガ体操時には気分を和らげ気持ちを楽にするものを用いるなど、
その目的にあったアロマを使用します。
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