死を迎えるまでの生活状況(死の質)を調べた調査では 比較された40か国中の1位は「ゆりかごから墓場まで」の英国であり、最下位はインドで、日本は23位であり医療技術が非常に進んでいる日本での死の質の低さが目立っていました。
このことは、医療の発達とともに先進国ほど寿命は延びたものの、少子化と相まって高齢化も進み、また疾患を抱えながらも医療機関に受診できなかったり、病院に入院しながら長生きするという新たな難題に終末ケアの現場は直面しています。
住み慣れた自分の家で家族と伴に療養しながら、できれば最後の日まで自宅で自分らしく過ごしたいという思いのために在宅医療はあります。 |